納豆、醤油、みそ、ビール、日本酒、漬物など、日本には先祖代々受け継がれてきた発酵食品があり、毎日の食卓に上がって日本人の食を支えて、それらを健康の源にしてきました。発酵食品は菌種を活用し、無機物と有機物を上手く融合(熟成)させて作ります。 熟成の最中には食品により、数々のポイントがあるようですが、総じて大切なのは、「圧力差を生み出す」ことのようです。愛知県三河地方の岡崎名物の八丁味噌は、大きな樽に大きな石を積んで、貯蔵されていますが、この石は現在でも手積みで、ベテランの職人しか出来ないほど味噌の味に影響します。 漬物は塩と野菜、そして一番大切なものが、漬物石です。両方ともに圧力を掛けて美味しくできあがります。実は、食品以外にも「圧力差」を生活の中に活かすことは、多く見られます。

 例えば飛行機です。羽根を断面で切ったとき、上側が膨らみ、下側は直線ですが、このことで、空気が流れる速度は上側が早くなります。そのことで、上側の圧力が小さくなり、下側の圧力が高くなります。圧力差のある圧力の高いところにエネルギーが注がれ揚力となり飛んでいくのです。 ヨットは風上に向けて斜め前に走ることができます。何故でしょうか?風に膨らむ帆は飛行機の羽根のような形状をしています。圧力の高い帆のへこんだ方にエネルギーが注がれ推進力となっています。風のエネルギーだけではないのです。下に付いている大きなフィンが、横滑りの抵抗となり、斜め前に進む力を整えているのです。 海水は海では腐らないのに、バケツに入れておくと腐ります。海水圧は空気圧より高いので、常にエネルギーが注がれるからです。もっと身近な例として、洗濯機の原理は、無機物の水と汚れた有機物(洗濯物)に回転圧を掛けるため、エネルギーが注がれ、汚れを分解するのです。洗剤の力ではないのです。補助剤です。 サポーターやバンソウコウは、何故、患部を緩和するのでしょうか?もうお分かりですよね。不思議な話に聞こえますか?

 この認識において、我々はどう活かせば良いでしょうか。人にも意識圧があります。毎日を明るく楽しく生きて、未来を勇気と希望をもって切り開く。つまり、高い意識圧で生きていれば、常にエネルギーが注がれて、うまくいく。 実際の事例でひも解きました。どうやら真実です。実践してみませんか?オーラをまとうことにもつながると思います。

合掌