本年も新たに3名の新入社員を迎えることができました。当社を選んでくれた3名には深く感謝します。
これからいその㈱の一員になるわけですが、社会人は学生時代とは違って自らの得意技(存在することの意義)をしっかり磨いていき、会社が存続するための技量を身に付けること。その対価として給料が支払われ、自らの人生を円満に全うしていくことが大前提になります。
社会人1年~2年の頃は先輩たちが早く成長しろよ、といろいろ指導してくれるはずですが、だんだんとそれもなくなり、自ら成長し、道を切り拓いていかねばなりません。そして会社側も自ら成長したいと願う社員には、投資をしてでも良き教えを学ばせるのが役割であると考えています。
幸い当社は、プラスチックマテリアルリサイクル(以下マテリサ)においては業界をリードしております。中国の「ナショナルソード」や海洋プラの問題で廃プラスチック処理の問題が大きくクローズアップされている今、マテリサはますます脚光を浴びることと思います。100年企業を目標とし、経営理念を「今こそ地球に恩返し」としている当社にとって、日本を始め、ワールドワイドにマテリサを展開することが使命です。
次世代を担う若者たちが成長しないでは、この使命が果たせません。自分の体験から、新入社員時代に学ぶといいなと思うことをいくつか挙げてみます。
1.素直になる。
松下幸之助さんが、一番伸びる人の特質として挙げているのは有名です。
2.自らの壁は乗り越えることができると知ろう。
人生には乗り越えることができない壁はやってきません。乗り越えることができるからやってくる。忍耐力が大切です。
3.話上手よりも聴き上手になろう。
学生時代は話上手が何かと重宝されやすいですが、社会人はこの態度では、先行きが心配です。まずは聴き上手になりましょう。本当の話上手は「聴き上手」なのです。
4.若いときのお金は、成長するための投資として使おう。
五感で得る情報(読書、映画、音楽鑑賞や観劇等)は全て自分の成長に繋がります。
なるべく「本物」に触れる機会を持とう。
5.プライドを捨て、謙虚な態度をもとう。
特に一番残念なことは、学歴にあぐらをかくことです。「人は死ぬまで勉強」と知りましょう。実際知れば知るほど知らないことが多いと感じます。
6.人間として生まれてくることの凄さを知ろう。生まれて行かされていることに感謝しよう。
「あなたは素晴らしい人間である」です。
是非、当社の使命を果たせる素晴らしい若 武者に成長されることを祈っております。