相田みつをさんの「毎日少しずつ それがなかなかできねえんだなあ」という言葉があります。我ら凡人は、一つ心に決めたことがあっても、数日経てば、その熱い思いはどこへやら。いつもの代わり映えしない日常となり、やはり自分は根気がないなと落ち込んでしまうことがままあります。みなさんも心あたりがあるのではないでしょうか? 自分もその一人です。
磯野会長は継続の達人でした。朝4時起床、迫間不動尊参拝、プラ組合の理事長、ロータリー例会出席、民謡の会の会長。他にも何十年も続いた数々の事柄がありました。継続できたからこそ、一代で100億円企業が創れたのだと思います。ひとつこれをやると決めたら、石にかじりついてもやめないという覚悟がありました。
どうしたら、我ら凡人も継続できるようになるのでしょうか? イチローさんの言葉にヒントがある気がします。
「今、自分にできること。がんばればできそうなこと。そういうことを積み重ねないと遠くの目標は近づいてこない。」
自分に与えられた仕事の中で、少しがんばればできそうなことにチャレンジしていくこと。やり方を見直して、改善していくことではないでしょうか?
そして、継続できない理由に、時間がないという方も多いですが、直江文忠さん(台湾生まれの実業家)の言葉に「朝の1時間は昼の3時間に匹敵する。生産性が飛躍的に向上する。」とあります。
継続するための時間がないと思っている方は、まず早起きを継続することから始めたらいかがでしょうか? 朝の空気はとても濃厚であり、エネルギーに満ちています。体にやる気を与えてくれます。寒い冬の朝に、暖かい布団から元気に飛び出すことで、強い意志を養い、なんでも継続できるようになる時間とパワーが与えられるようです。
日頃から社訓の「気力、関心、責任」が少し落ちてきたと感じる方は、まずは早起きを習慣化したらいかがでしょうか? きっと楽しい人生が待っているに違いありません。
合掌