弊社は今期57期を迎え、創業から数えますと100年企業までは、40年弱となりました。これからの若い社員さんらのお力を借りて、必ずや100年、そして、またその先の200年企業を目指したいと思っています。

 幸いにも日本は世界一、長寿企業の多い国のようです。世界の創業100年以上の企業は約8万社あり、日本の企業は3万3千社で41%です。そして、200年以上の企業は5万2千社で65%を占めています。多くの100年企業を見てきたコンサルタント会社が「長く続いている企業に共通する特長」を発表しています。弊社に当てはめて見ていきます。

① 不易と流行を合わせ持っている。
 ✔️「不易」とは変わらない使命や価値。
  「流行」とは変えていく日々の活動の意味。
  弊社の「不易」とは、プラリサイクル材料を通じて地球環境に貢献するであり、廃棄されそうなプラをどう使いこなすかを考える姿は、「流行」に繋がるのではないでしょうか。

② 独自の使命が明確に言語化されている。
 経営理念「今こそ地球に恩返し」を唱和しています。

③ 業界の常識にとらわれない発想をもつ。
 15年前から誰もやっていないELVからの精緻プラスチック回収を始めたことは、常識外の発想でした。

④ 社員を大切にしている。
 ✔️企業が社員一人ひとりの“働きやすさ”と“働きがい”を、いかに大切にできているかの部分が大きい。
 57期のスローガンは、「社員一人ひとりのウエルビーイング」です。一人ひとりが自分なりの幸せ感を継続して参りましょう。

⑤ 世の中、地域への貢献を実践している。
 ✔️世の中や地域に愛されている存在である。
 協同募金会の会長職を務めていたり、ボトルキャップで得た収益を寄付したりしていますが、この部分は、まだまだ、できていないと思います。

⑥ 成長意欲が高く、学び続けている。
 ✔️素直に学び続け、いいと思ったことを取り入れていく。
 新しい税理士グループとの数年に亘る会合で、弊社に内在した不都合な点を改善してきました。これからも一人ひとりの成長意欲こそが100年企業の原動力だと思います。

 以上は私の所感です。皆さんの率直な意見をお聞かせください。共に100年、200年企業に向かって歩んで参りましょう。

合掌